醉茶禪 1)お茶を飲む禅
醉茶禪 (日本で使う現代漢字では酔茶禅)チュイダサンと読む。
お茶を飲む禅。お茶に魅了される禅。お茶という道を使った禅。
ここは、韓国、済州島にあるリトリートセンター。
ご縁あって、ここで5リズムのワークショップをやらせていただいた。
エレベータの中や、ドアに、私のポスターが貼られていて
恥ずかしい嬉しい感覚だった。
お茶を飲む禅、という名前だけのことはあって
お茶室が6つもあるこのセンターで、
私もお茶をいただいた。
エネルギーの取り入れ方に基づいた作法や、味わい方。
それらは全て禅。全てが瞑想。
五感をすべて研ぎ澄ませ、お茶を飲む。
そういう時間を持つ。
悩んだら、お茶を飲め。
迷ったら、お茶を飲め。
嬉しかったら、お茶を飲め。
全身全霊で、お茶を飲め。
そこに全ての答えがある。
その昔、同じことを言っておられた方がいた。
内モンゴル植林でご一緒させていただいた
宮脇昭博士。
「嬉しかったら木を植えてください。
悲しかったら木を植えてください。
歌手になりたかったら木を植えてください。
結婚したかったら木を植えてください。
そこに全ての答えがあります」
宮脇博士にとったら、木を植えることは
地球を救うことを超えて、
禅だったんだろうなと今なら思う。
一つのことから宇宙を見る。いのちを見る。
それは座禅であれ、ダンスであれ、お茶であれ、同じこと。
その「醉茶禪」チュイダサン・リゾート(韓国、済州島)は
すごかった。
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